ノベルティとして風呂敷を作る、配る、使う

ノベルティというと、よく行くお店で〇〇円以上お買い上げの方にプレゼントされるおまけのようなイメージがありますね。その会社が自社のロゴやマークを入れて宣伝のために配るグッズで、非売品あるいは限定品として扱われています。

最近では、有名デザイナーや人気キャラクターとのコラボレーションなど、人気の高いノベルティグッズもあります。では、どんなノベルティグッズが喜ばれ、使ってもらえるのでしょうか。

もらって喜ばれるノベルティとは

ノベルティは、貰った人に使ってもらえる商品、例えばボールペンや卓上カレンダー等、実用的なものが喜ばれます。使ってもらえる頻度が高いということは、それだけノベルティに印刷した会社の名前やロゴ、キャラクター、扱う商品を人に見てもらえる機会が増えることにもつながります。

ノベルティが風呂敷だったら

風呂敷は日本で昔から物を包むために使われてきたものです。最近ではデザインも多様で、実用性の高いものから、飾って楽しむタイプまで登場しています。風呂敷はデザインもいろいろ工夫できるので、会社名やロゴをオシャレに入れるのも可能です。

柄や模様を工夫すれば、日本にくる外国人にもお土産として喜ばれそうです。風呂敷そのものの生地やデザインの印刷方法等を相談できる業者にお願いすれば、思い描いたノベルティが仕上がります。

風呂敷の魅力をノベルティで伝える

風呂敷は一枚あれば、何かを包む、あるいはバック代わりにする等、使い方が豊富で便利なグッズです。大きめのものなら、少し肌寒い時に肩にかけてショール替わりにもなります。例えば、誰かの家を訪問する時にお菓子を風呂敷で包む時、ちょうど相手の目に入る位置に見せたいロゴやマーク、キャラクターが見えるデザインにすれば、ノベルティとしての宣伝効果もより高まります。

風呂敷と言っても、お弁当を包むような小さなサイズからかなり大きなものまでサイズもいろいろありますが、90センチから100センチほどのサイズなら、いろいろな場面で便利に使えます。

大きな風呂敷はコストがかかって作るのが難しい場合でも、ランチョンマットのようなサイズで可愛らしいキャラクターが入っていれば、そのキャラクターが好きな人や小さな子どもさんがいる方には喜ばれるかもしれません。

ノベルティの役割は、会社の名前を知ってもらう、宣伝効果を高めることですが、風呂敷全体に会社名が大きく入っているものよりも、さりげなさが感じられるデザインや、オシャレなロゴマークがスタイリッシュに、あるいは可愛らしく見えるように入っているものの方がよいでしょう。

派手さはなくても、昔ながらの唐草模様など伝統的な和風デザインにするのも、相手に楽しんでもらい、使ってもらいやすくなるきっかけになるでしょう。

風呂敷の包み方も伝授してより使ってもらうきっかけに

風呂敷は1枚の布ですが、包む物の形によって包み方や結び方を変えられる便利さがあります。また、その包み方の楽しさや美しさを楽しめる魅力も持っています。最近では風呂敷の包み方を知らない人も増えているので、ノベルティとして風呂敷を配る際には、いろいろな包み方、使い方を記したミニブック等を一緒に渡すのも、相手にとっては嬉しい心遣いになり、新しい発見にもなります。

また、風呂敷は簡単な結び方を覚えるだけで簡単にバックとして使えます。エコバックをわざわざ用意しなくても風呂敷1枚あれば、買い物した商品をしっかり包んで持ち帰ることができます。風呂敷1枚あるだけでエコな生活を楽しめる提案もできます。

こうした、いろいろな場面で風呂敷を気軽に使ってもらえることで、ノベルティとしての本来である宣伝効果を高めることにつながります。

デザインや色違いのノベルテイを作る

例えば、日本人向けには実用的な色やデザインの風呂敷、外国人向けには和の要素が多いデザインの風呂敷を用意して、それぞれ分けて配る方法もあります。日本人なら風呂敷で包む魅力を再発見できますし、外国人には、風呂敷の便利さと和風デザインの美しさを同時に伝えることもできます。

そこに会社のロゴやキャラクターが入れば、より実用的、国際的なノベルテイになる可能性が拡がります。風呂敷を初めて知る外国人は包み方に興味を持ち、デザインが美しければ絵画のように部屋に飾って楽しんでくれるでしょう。

毎年のノベルティを風呂敷にすると決めているなら、日本人向けならデザインは同じでも色違いを配る、外国人向けなら、富士山や歌舞伎等、和風の絵柄を変えるなど工夫するのも喜ばれそうです。全体的なデザインを変えるのが大変なら、包み方によって見える部分の絵柄が毎回違っているなどのさりげない変化を作るのも可愛らしくて楽しそうです。

デザインそのものは同じでも、ちょっとした部分が違うだけで楽しめますし、毎年貰うのが嬉しくなります。

即納可能な企業向けのノベルティを製作する時にチェックしておきたいポイントとは?

風呂敷を実際にオフィスで使って、魅力を知ってもらう

風呂敷は、どこかへ出かける時の持ち物入れとしても役立ちますが、インテリアにも利用できます。例えば、オフィスの中に資料や普段はなかなか使わないものがある場合、ノベルティとして作成した色違いの風呂敷で包んで整理して室内に置くこともできます。

花瓶などを風呂敷でオシャレに包むのもよいでしょう。棚の上に敷く、あるいは入れ物の中のカバー代わりにするのもよいでしょう。訪れた人がそれにセンスの良さを感じれば、ノベルティを渡す時に、より喜んでもらえます。

自分もこんな風に自宅で使ってみたいと感じ、実際に同じように利用してもらえるかもしれません。

あの会社のノベルティが欲しいと思われるために

あの会社では、毎年便利に使えて、しかもオシャレなノベルティを配っていると多くの人に思ってもらえることは、会社の名前を広げることにつながります。会社名だけでなく、扱う商品やサービスにより興味を持ってもらえることにもつながるでしょう。

風呂敷はノベルティとしての可能性を十分に持つと考えられます。例えば、その会社(お店)の商品を1万円以上買ったら、大きなサイズの、使いやすくて素材もよく、デザインもステキな風呂敷のノベルテイがもらえると知れば、それが欲しくてまとめ買いをする人も出てきます。

毎年、今回はどんなデザインの風呂敷になるのか、楽しみに待ってくれる人も多くなるかもしれません。センスのよいノベルティは商品の売上にも効果をもたらします。会社にとってはより利益をもたらしてくれる可能性を持つものであり、受け取る、貰う側にとっては、なかなか手に入らない限定品を手にできる喜びを感じられます。

風呂敷はモノを包み、結ぶだけでなく、企業とそれを買う人を結びつけるのにふさわしいノベルテイになるかもしれませんね。